新日本プロレスの試合に乱入介入が増えたわけ
最近の新日本プロレスの試合に乱入・介入が増えたわけとは?考察しました。
最近の新日本プロレス。数年前と比較して、乱入介入が増えましたよね。
タイトルマッチはもちろんのこと、先日のワールドタッグリーグ優勝決定戦ですらKENTAが介入し、ポカン(笑)。
以前からもありましたが今年になって、特に7月の「IWGPヘビー&IWGPインターコンチネンタル二冠戦」の内藤哲也選手vs EVIL選手のシングルマッチでディック東郷選手が乱入介入して以来、非常に顕著になっています。
これ、ワタシが最も熱狂的に観戦していた90年代では考えられない案件。きっと暴動が起きたでしょうね。
なぜ増えたのでしょうか?
一つは海外のファン向け、ということが挙げられるでしょう。
動画サイト「NJPWワールド」の会員数は現在10万人で頭打ちだとか。
この数字を伸ばすには、海外のファンの入会数は必須。
なので、WWE的な演出・手法を意識しているのでしょう、というのが一つ。
そして、もう一つ。
どこかの記事でその真相?らしきことをロッキー・ロメロ選手が語ってました。
要約すると
「新日本プロレスは、昔のプロレスに戻そうとしている」
という点。
今年のイッテンヨン・イッテンゴまでの東京ドーム大会までは、日本人対決が多かったと。
ここ数年の新日本プロレスのトップカードと言えば
オカダ・カズチカvs棚橋弘至
オカダ・カズチカvs内藤哲也
内藤哲也vs棚橋弘至
などなど。
翻って昔の、いわゆる昭和のプロレスは
日本人vs外人
ベビーvsヒール
が主流で顕著だったと。
ひょっとしたら、あの頃のプロレスに戻そうしている?のではと推測します。
なぜ戻そうとしているのか?
要は受けてが見やすいということですね。
WWEのプロレスは、初めて見る人でも「どちらがいい人・どちらが悪い人」というように
ベビーとヒールがぱっと見でわかるようにしています。それがせかいさいだいのプロレス団体人気の要因の一つ。
これに倣おうとしてるのが現在の新日本プロレス?なのではないでしょうか。
2021年以降の新日本プロレス。
古き良きプロレススタイルを現代版にアップデートしていく?のかなと、最近の乱入介入に思います。