ジェイ・ホワイトが新日本プロレス退団?の真相
注目されていたジェイ・ホワイトの去就。新日本プロレスの公式HPからプロフィールが削除。現実身を帯びた退団劇。果たして真相は?
新日本プロレス公式HPからプロフィール削除が発覚
先日の「イッテンゴ」東京ドーム大会メインイベント。
IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合
60分1本勝負
<二冠王者>○飯伏幸太
カミゴェからの片エビ固めで飯伏幸太のピンフォール勝ち、両王座初防衛に成功 |
IWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタルダブル選手権試合。飯伏幸太相手に48分超えの激闘の末、破れたジェイ・ホワイト選手。
試合後にぶちまけた
「もう終わりだ」
発言で、新日本プロレス退団か?とファンの間ではざわざわしています。
そんな喧騒の中、これを書いている2021年1月14日。
新日本プロレスの公式HPからジェイ・ホワイト選手のプロフィールが削除されたことが発覚。本当に去ってしまうのか?と、退団話に加速が掛かっています。その本当に退団してしまうのか?それともキャラ変か?その真相は?
分岐点の2018年のジェイ・ホワイト
2018年1月に凱旋帰国し、時のIWGPインターコンチネンタル王者・棚橋弘至に挑んだ一戦から、新日本プロレス・メインストリートとしての彼の歴史がスタート。
その凱旋試合。試合内容は「謎のドラゴン・リングイン」もあり、正直乏しい内容になったのは否めないところか。
その直後に、ケニー・オメガとの一戦でIWGP USヘビー級王座を奪取。防衛ロードも歩むも、個性が埋没しファンの共感は得られず。
しかしブレイクを始めるのが、同年7月開幕した「G1クライマックス」。
その初戦、ダーティーファイトから当時ケイオスで同じユニットだっらオカダ・カズチカからピンフォール勝ち。札幌大会でも棚橋弘至から勝利と、この頃から注目度がアップ。
この時思ったのがこのG1まで、その真の実力から「寝かせていた」のでは?と。外道選手がそれを見抜いていたのでは?と思いました。
新日本プロレスは、2〜3年先を見据えた長期的視野で選手育成・ユニット構成・ストーリー作りを行っていると言われています。
そういった視野で彼を団体の柱にすべき計画だったのでは?
その計画は一気に加速。
2018年9月神戸:外道と共にオカダ・カズチカを裏切り、ケイオス脱退
2018年10月両国:衝撃のバレットクラブ入り
2019年1月東京:イッテンヨンでオカダ・カズチカからピンフォール勝ち
2019年2月大阪:棚橋弘至からIWGPヘビー級王座奪取
と快進撃が続きます。武藤敬司の言葉を借りるならば、その様はまさに「驀進」。
そして同年4月。
新日本プロレス&ROH合同興行であった、マディソンスクエアガーデンでの伝説的な一夜。16,000人以上の超満員札止めの中のメインイベント。
IWGPヘビー級選手権試合
60分1本勝負
<挑戦者>○オカダ・カズチカ
レインメーカーからの片エビ固めでオカダ・カズチカのピンフォール勝ち、第69代王者に
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結果的にオカダ・カズチカに敗れ、一度も防衛出来ず。
が敗れたとはいえ、試合内容はまさに「次世代新日本」とも言うべき、マディソンスクエアガーデンのメインイベントに相応しく、ジェイ選手の格と株がさらに上がりました。
大事な試合で負けが込んだことが退団の要因か?
その後の活躍に期待していましたが、正直、このマディソンスクエアガーデンでの一戦が今のところの彼のクライマックス。
2019年8月東京;G1クライマックス優勝決定戦で飯伏幸太に敗退
2020年11月大阪:東京ドーム王座権利証争奪戦に勝利も
2021年1月東京:イッテンゴで飯伏幸太にまたも敗戦
ニューヨークでの試合以来、ポイントポイントで結果として大事な試合で敗れています。
このあたりの「待遇」が、今回の退団する?しない?に繋がっている?と勘ぐってしまうところ。
2020年にEVIL選手をロスインゴからヒール、バレットクラブ入りした(させた)ことも、ジェイ選手が居なくなっても穴埋めになる?とも受け止められるわけで。
あくまでストーリー展開込みの?HP削除が有力か
仮に退団ではなく、ストーリー展開込みのプロフィール削除だとすれば、考えらるのは一つで「ベビー転向」。
実は新日本プロレスとしては、まだまだバレットクラブリーダーとしてユニットに所属していく予定だったのでは?と思うのです。
昨年来からのEVIL選手との因縁が片付いてないですしね(無かったことになってる感)。
しかしこのコロナ禍。
ジェイ選手のビジュアルなら、いつかベビー転向させてさらに活躍させる予定だったのが早まったのでは?というのが個人的な感想です。
いずれにしても、ジェイ選手の今後を見守りましょう。