ケニー・アンダーソン・ギャローズvsフィンジュース・エドワーズを見ての感想
IMPACTレスリングにて行われた
「ケニー・オメガ&カール・アンダーソン&ドグ・ギャローズvsジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレー&エディ・エドワーズ」
がNJPW WORLDで配信開始。それを見ての感想ページです。
現地時間5月15日(土) IMPACT Wrestling #UnderSiege にジュース&フィンレーが出場!
— njpwworld (@njpwworld) May 16, 2021
6人タッグマッチ:ケニー・オメガ & アンダーソン & ギャローズ ?? ジュース・ロビンソン & デビッド・フィンレー & エディ・エドワーズ#新日本プロレスワールド でこの試合を配信開始!https://t.co/I6HwUDlOB9 pic.twitter.com/Vyf0M1m7m8
インパクトレスリング・スタジオ無観客マッチ
インパクトレスリングで行われた
ケニー・オメガ&カール・アンダーソン・ドグ・ギャローズ
vs
ジュース・ロビンソン・デビッド・フィンレー・エディ・エドワーズ
の6人タッグマッチ。
先日AEWダイナマイトで行われた「IWGP USヘビー級選手権試合 ジョン・モクスリーvs永田裕志」同様、
NJPW WORLDで配信開始。ありがたいことです。
配信の映像は無観客のスタジオマッチの様相。
が、観客の声援を音声として流してます。これはこれで違和感なく。
この辺りはさすがアメリカといったところ。日本ではこうは上手くいかないでしょう。
さて、先に入場は、我らが新日本プロレス「フィンジュース」こと、ジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーの二人。
アメリカに渡った2人はインパクトレスリングのタッグチャンピオンに。
そして二人のパートナーを務めるエディ・エドワーズは「ダイハード」とカタカナ表記のTシャツを着て登場。日本好き?
(すみません、インパクトレスリング情弱者なもので。)
後入場は、ご無沙汰しております、カール・アンダーソン&ドグ・ギャローズ
2016年2月のアオーレ長岡大会のIWGPタッグ選手権試合にて新日本プロレスを離脱。
(王者・真壁刀義&本間朋晃に挑戦するも惜敗。)
もうあれから5年以上が経過したのですね、早いものです。
あの時は、中邑真輔とAJスタイルズも新日本プロレスを去って、みんな「あっち」のWWEに行ってしまったのは、今となってはあの時の必然の流れだったのでしょう。
そして、最後にケニー・オメガが登場。
現在、AEW世界ヘビー級のベルトを含めて三冠王。
2019年1月4日・東京ドーム、IWGPヘビー級選手権試合で棚橋弘至に破れる→AEW設立に加わるの展開は、「あっちに行かない」って言ったのにとみんな思いましたよね(苦笑)。
と、ケニー、少し太った?印象。腹筋のカットが以前より無くなった?新日本時代より脂肪がついた?気がしました。
日本的な試合展開と精悍さを増したアンダーソン
WWEの経験からか、アンダーソンの顔が精悍さが増した印象。グッと締まりましたね。
先発は、フィンレーvsアンダーソン。
腕の取り合いから始まったが、日本を意識した展開?
ジュースvsギャローズのマッチアップ。
これまたなんだか懐かしい(苦笑)。もうあれから5年以上の月日が流れたんだなと改めて実感。
エドワーズvsケニーのマッチアップ。
お互い手が合うのか、流れるような攻防に。
と、フィンジュースはインパクトタッグチャンピオンになってから、さらにタッグチームとしてのレベルが上がりましたね。
衣装もお揃いで、見た目にもタッグチーム感も増しましてグッド陽性キャラをさらに磨いて欲しい。
日本に帰国してからの2人が非常に楽しみ。特にタイチ&ザックとのマッチアップは今後見ものになるのでは?
試合は「陽vs陰」コントラストがくっきりして、試合のクオリティも鉄板でしょうし!
基本的な攻防と止まらない展開
しかし、この試合止まらない!ずっと動き続けていて、外人同士の戦いでも見飽きない。
それでいて特に派手な技やハードパンプがあるわけでもなく。殴る蹴る締めるを主体にした展開。
この辺り、かつてケニーと「品がない」のイデオロギー闘争をした棚橋選手に聞いてみたいなと思いました。
レフェリーがちょっとカート・アングルに似ていて気になった(笑)
フィンレーのナイスダイビングボディプレス!ギャローズの受け身も素晴らしい!
後半、再びケニーとエドワーズ。
ケニーのスピード感にしっかりついて行って、ナイス・ダイハード!
が、ケニーの投げっぱなしドラゴンスープレックス炸裂!相変わらずの速さ。
試合そのものは、6人タッグマッチとしてのチームワークは、ケニー組の方が上手。この辺りは元バレットクラブか。
最後はエドワーズがあの技で締める
終盤の流れが素晴らしかった!
アンギャロの元祖マジックキラー!?は未遂に。
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アンダーソンがエドワーズを抱えてTKO(太陽ケアのアレ)
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カウント2でエドワーズ返す!
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アンダーソン・必殺のガンスタンを狙いもフィンレーが阻止!
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フィンレー必殺のPrima Nocticaがアンダーソンに炸裂!
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そのアンダーソンへ続けざまにジュースのパルプフリクション!
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エドワーズの「ボストン・ニューパーティ」ことシャイニング・ウィザードで3カウント!!
(武藤敬司選手がこれをみたら、2015年G1クライマックス解説の時同様、また何か言いそう(苦笑))
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アンダーソン負ける!
この流れが秀逸で、まさに一つの作品を見ているようでした。
リング上で勝ち誇るフィンジュース&エドワーズの3人。
悔しそうに去っていくケニー&アンダーソン&ギャローズの3人。
今後、フィンジュースとアンギャロ、新日本プロレスとインパクトレスリング、そしてAEWがどう絡んで行くのか、楽しみですね!