新日本プロレス今後の興行はコロナ感染者・緊急事態宣言と緩和措置の内容次第?
「Road To レッスルグランドスラム」4大会を終えた新日本プロレス。今後の興行スケジュールはコロナ感染者の体調、緊急事態宣言延長幅と宣言内容の緩和措置次第?
コロナ感染者3選手の告白
5月4日「レスリングどんたく2021」福岡国際センター大会以来となった「Road To レッスルグランドスラム」シリーズ全4大会が無事に終了。
新型コロナウィルス陽性判定者9名・緊急事態宣言延長でリスケジュールとなった新日本プロレスの興行。
その再開したシリーズ中に
オカダ・カズチカ選手
=オーディオ音声プラットフォーム「AuDee」内で感染告白。
タイチ選手
=5月24日全試合終了後の実況席にて感染告白
エル・デスペラード選手
=Twitterにて感染告白
と感染カミングアウトが続きました。
会社の指示なのか、自身の判断だったのかは定かではありませんが、いいことだと思います。
今後の興行は緊急事態宣言延長と緩和措置次第
さて今後の展開ですが、新日本プロレスの次期シリーズは「Road To DOMINION」「DOMINION 6.6」の全4大会。
通常新日本プロレスはシリーズ終了後、翌日に次期シリーズの対戦カードを発表するような流れになっていますが、これを書いている現状まだ発表はなし。
この4大会の実現の行方は、5月28日にも決定する緊急事態宣言延長幅、そして宣言内容によって開催可否がジャッジされるものと思われます。
都内3大会。
6月1・2日:後楽園ホール
6月4日:大田区総合体育館
宣言内容の緩和措置次第でもありますが、おそらく後楽園ホール2大会は実施。
問題は大田区大会。
他団体で開催予定していた5月の興行が、体育館側からの要請で中止・延長を余儀なくされました。
体育館は区の施設であり、都の施設。
宣言内容の緩和が無ければ、大田区大会は中止の可能性が非常に高いと思われます。
どうなる大阪城ホール?オカダ選手の体調次第
そしてシリーズクライマックスの大阪城ホール大会。
現在の新型コロナウィルス感染拡大から重症者の方の人数が爆増。
百貨店などの営業平日のみ緩和するとの報道ありますが、大阪城ホールとしての施設の使用許可がおりるのかどうか?
この辺り次第で興行スケジュールに影響すること確実。
また仮に開催するとしたら、メインイベントに据えられると思われる
■IWGP世界ヘビー級王座決定戦
オカダ・カズチカ
vs
鷹木信悟
の第三代王者決定戦なのかなと。
行うにしても、気になるのがはオカダ選手の体調・コンディション。後楽園ホールで復帰宣言があったとはいえ、まだまだ万全でないはず。
コロナが治ったといえ、コンディションを戻すはそうそう簡単ではないはず。
しかも大阪城ホール大会まで、10日余りしかない現状。
その他の主力カードとしては
■IWGPタッグ選手権試合
タマ・トンガ&タンガ・ロア
vs
タイチ&ザック・セイバーJr
■スペシャルシングルマッチ
飯伏幸太
vs
ジェフ・コブ
■NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI
vs
内藤哲也&SANADA&BUSHI
の3カードが有力となっています。
オカダ選手の体調次第では先送りになるかもしれないIWGP世界ヘビー級王座決定戦。
先送りになったとしたら、前述3カードで大阪城ホール大会に勝負するのか?しないのか?
新日本プロレスとしては、非常に難しい選択が求められてように思います。