タイチ・ザックIWGPタッグ王座半年ぶりの奪還!

2021年6月2日記

 

タイチ,ザック・セイバーJr,IWGPタッグ

 

新日本プロレス「Road To DOMINION」開幕戦、6月1日後楽園ホール大会。

 

メインイベントの「IWGPタッグ選手権試合 タマ・トンガ&タンガ・ロアvsタイチ&ザック・セイバーJr」は王者チーム遂に陥落!

 

天翔ザックドライバーでザック選手がピンフォール勝ち!遂にベルト奪還!

 

 

 

 

入場での「まさか」で全世界が泣いた

年頭イッテンヨンから引きづってきた因縁の決着戦になったメインイベントのIWGPタッグ選手権試合。

 

コロナ明けのタイチ選手の体調が気になるところではありましたが、

 

と、今日のメインイベント入場。
タイチ選手が現れるかと思いきや、最初に登場したのはディーバ・あべみほさん!

 

 

 

この日を迎えるまで色々な思いがあったであろうあべみほさん。
コロナの影響で、新日本プロレスの会場から遠ざかっていましたが、久しぶりの登場に場内とネット観戦していたファンの温度がグッと上がった瞬間。

 

その瞬間にあべさん、その場で泣き崩れてしまいます。号泣。

 

その涙に誘われるかの如くタイチ選手の姿が。
もうこのシーンだけで私も泣いてしまいました。

 

まさに世界が一緒に泣いたと言いたいぐらいの、エモーショナルな瞬間。プロレス見ていてあのようなエモい気持ちなったのは初めて。

 

と、そのあべみほさん、試合前半にタマ・トンガに捕まえる衝撃の光景!泣き叫ぶ阿部さんの姿にドン引き・・・。

 

逆に言えば、よりタイチ&ザック勝利を願う感情移入が増す展開になったとも。

 

 

GODの猛攻を受け凌いだ二人

試合はGODの二人の猛攻が凄まじく。途中、邪道&外道の介入があったりしましたが、終盤は王者らしい戦い。
それも、間違いのないチームワークをベースに力強さに説得力があるので。

 

タイチ選手にマジックキラーで場外排除
ザック選手にタンガ・ロアのダイビング・ヘッドバッド→タマ・トンガのダイビング・ボディプレス

 

それぞれに猛攻のアメアラレ。

 

そんな猛攻を食らい続けるわけですが、タイチ選手の呼吸が辛そうに見える、と。
この辺り、コロナの影響で心肺機能が低下している?のでしょうか。

 

久しぶりのデンジャラス・バックドロップも、いつもの高さが無いように思いました。

 

それでも諦めず食らいつくタイチ&ザックが、合体技ザックメフィスト!

 

 

終盤。
タマ・トンガのガンスタンをザック選手がスリーパーホールド捕獲!
実況席のミラノさん「あんな返し方あるのか!?」には同意見。

 

最後の最後は天翔ザックドライバーでザック選手がピンフォール勝ち!半年ぶりのベルト奪還!因縁決着の瞬間。

 

 

と、試合後のタイチ選手。そこでも呼吸が辛そうに見えました。

 

コロナの影響を感じざるを得ない、
そんな状況でいきなりの復帰戦、
いきなりのIWGPタッグ選手権試合を戦い抜き、

 

ベルトを半年ぶりに奪還した姿は本当に素晴らしい。
このコロナ禍で勇気を見せてくれたタイチ選手に拍手を!

 

タイチ選手の試合後リング上マイク全文

(ザック選手に対して)日本語、メッチャしゃべってんじゃん。

 

ちょっと、なんて言っていいかわかんねえけど、苦しかった。苦しかった、今日は。

 

この前も言ったとおり、身を持ってわかったよ。

 

いくら治ったっつってよ、やっぱ苦しいよ。苦しいよ、こんなによ。だけど、気持ちだよ、あとは。

 

俺はザックとの約束を果たすために。今日、どうなってもいいと思った。だけど結果、これが戻ってきてよかったよ。

 

ザック、ゴメン、いっぱい待たせて。わかる?日本語(笑)。

 

まあ、こうやって来てるけどよ、オメーらもいつどこで、俺みたいな目に遭うかわからねえぞ?
ちゃんと家帰って、手洗いうがい、いっぱいしろよ。

 

夜の街に飲みに行くんじゃねえぞ。オネーチャンのとことか行くなよ。まあ、行ってもいいけど、気をつけろよ。

 

ザック、やっと戻ってきたよ、どうする?。俺もわかんねえよ、この先。

 

とりあえず、ザックとの約束を果たせてホッとしてる。それだけだ。

 

あんなクソみてえなヤツらがよ、記録いっぱい塗り替えたかもしれねえけど、そんなもん、俺とザックで全部塗り替えてやるよ。

 

俺らが最強だろ。

 

この先も俺とザックが、ここの中心になってやっていくから、オマエら、わかったか、コノヤロー。

 

 

全試合結果

大会DATA
大会名:「Road To DOMINION」
会場:東京都・後楽園ホール
開催日時:2021年6月1日(火)
観衆:293人

 

試合結果
第一試合

20分1本勝負

 

鈴木みのる&○エル・デスペラード&金丸義信
(11分36秒、体固め)
YOH&SHO&●上村優也

 

ピンチェ・ロコからの体固めでエル・デスペラードのピンフォール勝ち
第二試合

20分1本勝負

 

EVIL&チェーズ・オーエンズ&○石森太二&エル・ファンタズモ
(12分37秒、片エビ固め
棚橋弘至&本間朋晃&●タイガーマスク&田口隆祐

 

ブラディークロスからの片エビ固めで石森太二のピンフォール勝ち
第三試合

20分1本勝負

 

ジェフ・コブ&グレート-O-カーン
(12分32秒、片エビ固め)
飯伏幸太&●辻陽太

 

エリミネーターからの片エビ固めでグレート-O-カーンのピンフォール勝ち
セミファイナル

30分1本勝負

 

オカダ・カズチカ&○後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI
(14分31秒、後藤弐式)
鷹木信悟&内藤哲也&●SANADA&BUSHI

 

後藤弐式で丸め込んで後藤洋央紀のピンフォール勝ち
メインイベント IWGPタッグ選手権試合

60分1本勝負

 

<挑戦者>タイチ&○ザック・セイバーJr
(26分8秒、エビ固め)
<王者>●タマ・トンガ&タンガ・ロア

 

天翔ザックドライバーからのエビ固めでザック・セイバーJrピンフォール勝ち、挑戦者が第89代王者に

 

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