ジェイ・ホワイト、棚橋弘至を破りNEVER無差別級王座強奪!

2021年5月4日記

 

新日本プロレスニュース,2021/5

 

新日本プロレス「レスリングどんたく2021」福岡国際センター2連戦初日のメインイベント「NEVER無差別級選手権試合 棚橋弘至vsジェイ・ホワイト」は、ブレードランナーでベルト強奪!史上初の4冠ホルダーに!

 

 

 

 

クラシカルな戦いは「プロレスリング・オブ・プロレスリング」

昨年はコロナの影響で興行中止になり、2年ぶりとなったゴールデンウイーク恒例の「レスリングどんたく」。
その初日メインイベントは、現状の新日本プロレス「切り札」的なカードの一つ

 

2021年5月3日 福岡国際センター NEVER無差別級選手権試合

60分1本勝負

 

<挑戦者>○ジェイ・ホワイト
(39分01秒、片エビ固め)
<王者>●棚橋弘至

 

ブレードランナーからの片エビ固めでジェイ・ホワイトのピンフォール勝ち、挑戦者が第33代王者に


が、NEVER無差別級選手権試合のタイトルマッチとして博多で実現。
個人的には介入なしで、最後から真っ向勝負したらどうなるのか、という視点で見ていました。

 

オカダ選手・内藤選手・飯伏選手のファイトスタイルでよく言われるのが「アスリートスタイル」。
そのアスリートプロレスの対極にいるのが棚橋選手やジェイ選手の「クラシカルスタイル」。

 

のクラシカルなファイトスタイルの源流は藤波辰爾選手、そして武藤敬司選手の系譜スタイル。
派手な技は少なく、限られた手数と間でファンを魅了出来る、と。

 

そういう意味では、NEVER無差別級の冠はありましたけど、二人の魅力だ大爆発した!一戦だったように思います。

 

試合終盤に、

 

 

バレットクラブでは最早お馴染みの光景となった介入芸(苦笑)
ジェイ・ホワイト、一瞬タップアウトで本当は負けていた!?

 

 

といったこともありましたが、それもヒールのなせる業。
相手と観客をヒートさせ、タップアウトすることで、棚橋選手もまた次への希望と繋ぐと。

 

試合そのものは、まさに「プロレスリング」な横綱相撲。
かつて中邑真輔が2013年1月4日東京ドーム・桜庭和志戦後のコメントで発した

 

「ようこそ、プロレスリング・オブ・プロレスリングへ」

 

の言葉を棚橋選手とジェイ選手の戦い模様に感じました。

 

藤波辰爾→武藤敬司→棚橋弘至の系譜は、ひょっとしたらジェイ選手へと引き継がれるのかもしれませんね。

 

 

ジェイの次のターゲットはデビッド・フィンレー?

NEVER無差別級王座を強奪したジェイ選手。

 

IWGPヘビー級王座
IWGPインターコンチネンタル王座
IWGPUS王座

 

これにNEVERを加えて新日本史上初の4冠ホルダー。
何気に凄い事を新日本プロレスは用意したなと。ジェイ選手への信頼の証とも言えます。

 

さて、試合後にアピールした

 

 

デビッド・フィンレーへのリベンジマッチ。

 

先日の「NEW JAPAN CUP」トーナメントでフィンレー選手に敗退。
そのリベンジマッチをどうやらNEVERのタイトルを賭けて行う?模様。

 

今年に入ってからフィンレー選手のプッシュが見受けられます。
両者のタイトルマッチは、やはり「レッスルグランドスラム」、ハマスタ?東京ドーム?

 

 

棚橋弘至はまだ終わらない

NEVER無差別級王座、2度目の防衛に失敗した棚橋選手。試合後のバックステージで

 

「これが時代が変わっていくってことか」
「悔しいな、悔しいな。」
「NEVERのベルト、なんもできなかったな」
「NEVERの精神をもう一度取り返して、トライします」

 

今まで何度も突き落とされては、その度に這い上がってきた棚橋選手。
その姿はまさにプロレスそのものであり、新日本プロレス暗黒期から這い上がってきた歴史そのもの。

 

今度だって必ず這い上がっていくはず!

 

 

 

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