鷹木信悟タイトル挑戦要求!内藤哲也と石井智宏の抗争スタートか!?

2021年5月25日記

 

鷹木信悟,IWGP世界ヘビー級王座,内藤哲也,石井智宏

 

新日本プロレス「Road To レッスルグランドスラム」後楽園ホール3連戦初日、メインの8人タッグマッチに勝利した鷹木信悟選手がIWGP世界ヘビー級王座決定戦への再度要求!内藤哲也選手と石井智宏選手の抗争が始まる予感!

 

 

 

鷹木信悟、単刀直入問答

メインイベントの8人タッグマッチ。

 

棚橋弘至&後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI
vs
内藤哲也&SANADA&鷹木信悟&BUSHI

 

本隊&ケイオスの混成チーム。
試合前の棚橋選手とケイオス勢との距離感が非常に気になりました(苦笑)。

 

棚橋選手も何となく距離感を感じていた雰囲気でした(苦笑)。

 

 

さて試合。
最後は鷹木選手のラスト・オブ・ザ・ドラゴンでYOSHI-HASHIからピンフォール勝ち。
コンディションの良さをアピール。

 

鷹木選手って、自身でも言っているように「ハツラツ」というワードがしっくりくるぐらい、いつも元気を振り撒いていて、観ている者にとって元気づけられるとでも言いますか。このコロナ禍の時期に、その存在は本当に有り難いなと。

 

さて試合後のマイクアピール。

 

 

■鷹木信悟選手の試合後リング上でのマイク抜粋

ひさしぶりだな、後楽園!。

 

まあ、相変わらずのコロナ禍の状況だが、見てのとおり!オレたちは元気ハツラツの象徴だ!

 

そりゃそうと、一昨日の名古屋でも言ったんだが、5.4福岡、そのタイトルマッチを経て、オレはIWGP世界ヘビーへの思いはさらに!強くなっている。

 

それで!新王者決定戦をやるならば、オレは出る用意があると言った。

 

だがしかし!

 

会社からは何のリアクションもない。オイ、どうなってんだ新日本、エッ!?

 

オレがあんだけ言ってもわかんないんだったら、単刀直入に!ハッキリ言ってやろうじゃねえか。

 

オレのモットーは常在戦場。戦いは!常にここに在りだ。

 

このオレをもう一度!もう一度、IWGP世界ヘビーのタイトルマッチ、組むんだな、オイ。

 

ここまで言って、なんのリアクションもなかったら新日本、オイ、どうかしてるぞ?ここまで言ったんだ!

 

あと、やるか、やらねえか、新日本次第だ。

 

まさにシンプル・単刀直入に新日本プロレスへ物言いしたドラゴン。

 

新日本プロレスからの返答はどうなる!?

 

 

内藤哲也と石井智宏の抗争スタートか?

メインの8人タッグマッチで内藤選手が石井選手に都度突っかかっていったシーンが多々。
石井選手からではなく、内藤選手から。

 

試合後も内藤選手の挑発につぐ挑発で、最後は石井選手も突っかかっていきました。

 

内藤選手の意図は不明ですが、この二人と言えば、昔から因縁があります。

 

 

@2014年2月:NEVER無差別級選手権試合
前月の1月4日東京ドーム大会。

 

時のIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ選手に内藤選手がG1覇者・NEVER無差別級王者として挑むも敗退。
欲しくてたまらなかったIWGPヘビー級王座奪取ならず。

 

そして翌月2月の大阪府立体育会館大会。
NEVER無差別級王座を石井選手相手にして防衛戦。

 

大熱戦の末、垂直落下式ブレーンバスターからの片エビ固めで石井選手にピンフォール負け、NEVER防衛失敗。

 

試合後に石井選手から
「これで本命のIWGPに集中出来て、良かったんじゃねえか」
強烈な皮肉が。

 

この時の内藤選手の胸中たるや。

 

 

A2016年5月:IWGPヘビー級選手権試合
ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに人気が加速していったこの時期。

 

この年の3月にNEW JAPAN CUPに初優勝→4月両国でオカダ選手所持のIWGPヘビー級王座に挑戦し、見事奪取。
その試合後に石井選手が登場しベルト挑戦のアピール。

 

この時の両国の反応は石井選手に大ブーイング!

 

立ち位置的には、石井選手がベビーフェイスより。内藤選手がヒール寄り。
なのに石井選手に大ブーイングを浴びせる両国のオーディエンス。

 

これはこの年の念頭に、中邑真輔選手、AJスタイルズ選手が新日本離脱→WWE電撃移籍というトピックが。

 

「新日本プロレス、大丈夫か?」「誰かいないのか!?」

 

と、みんな不安になった時期。
要は、中邑選手に代わる誰かをみんなで求めていたのです。

 

そんな時に現れたダークヒーロー「制御不能」な男に、これからの新日本プロレスを託したい気持ちが、石井選手に向けての大ブーイングになったのでしょう。

 

翌月5月3日の「レスリングどんたく2016」でのIWGPヘビー級選手権試合は内藤選手の勝利で初防衛に成功しています。

 

 

B2017年10月:東京ドームIWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
この年8月「G1クライマックス」で、4年ぶり2度目のG1クライマックス覇者となった内藤選手。

 

G1の公式リーグ戦で唯一負けたのが石井選手。なので権利証争奪戦に石井選手を指名。

 

試合後に内藤選手から石井選手に
「トップを目指すんだったら、お前には言葉が必要だ」と。

 

頑固なイメージがある石井選手に対して、皮肉を込めたメッセージを送ったわけです。

 

 

様々因縁がある二人であれど、いざ試合になるとどれも名勝負。
2020年代でも名勝負再び。

 

そして内藤選手の頭の中にあるのは

 

 

・鷹木信悟
=IWGP世界ヘビー級王座決定戦へ

 

・内藤哲也・SANADA・BUSHI
=NEVER無差別級6人タッグ挑戦

 

 

という構図を描いているのかもしれませんね。
内藤選手の視線のその先には、石井選手との「因縁」なシングルマッチはあるのかないのか?

 

あるとしたら、その場所は「DOMINION」大阪城ホール?

 

残りの後楽園ホール2大会で答えが出そうですね!

 

 

辻陽太試練の4番勝負第二戦はピンフォール負け

シングルマッチ4連戦の第二戦目はバレットクラブ・橋裕二郎選手。

 

 

結果からすると、ピンプジュースでピンフォール負け。

 

ですが途中の攻防。
ピンプジュースを狙う裕二郎選手の手に?みついた辻選手!

 

これにビックリ。相手のお株を奪うこの?みつき、プロレスラーとして「魅せる」という部分での成長が垣間見えた瞬間。

 

残り2戦、楽しみですね!

 

 

 

 

大会DATA

大会名:「Road To レッスルグランドスラム」」
会場:東京都・後楽園ホール
開催日時:2021年5月24日(月)
観衆:280人

 

試合結果

第一試合

20分1本勝負

 

○橋裕二郎
(9分47秒、片エビ固め)
●辻陽太

 

ピンプジュースからの片エビ固めで橋裕二郎のピンフォール勝ち
第二試合

20分1本勝負

 

○ザック・セイバーJr&DOUKI
(10分58秒、変形胴締めスリーパー)
チェーズ・オーエンズ&●外道

 

変形胴締めスリーパーでザック・セイバーJrのギブアップ勝ち
第三試合

30分1本勝負

 

タマ・トンガ&○タンガ・ロア
(9分12秒、OJK)
天山広吉&●本間朋晃

 

OJKでタンガ・ロアのピギブアップ勝ち
セミファイナル

30分1本勝負

 

○ジェフ・コブ&グレート-O-カーン
(14分11秒、片エビ固め)
飯伏幸太&●マスター・ワト

 

ツアー・オブ・ジ・アイランドからの片エビ固めでジェフ・コブのピンフォール勝ち
メインイベント

30分1本勝負

 

内藤哲也&SANADA&○鷹木信悟&BUSHI
(16分18秒、片エビ固め)
棚橋弘至&後藤洋央紀&石井智宏&●YOSHI-HASHI

 

ラスト・オブ・ザ・ドラゴンからの片エビ固めで鷹木信悟のピンフォール勝ち

 

 

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