新日本プロレスとGLEAT・リデットの団体対抗戦と急接近が意味するものとは?

2021年6月26日記

 

新日本プロレス,GLEAT,リデット

 

突如発表された、新日本プロレス・SHO選手のGLEAT・7月1日団体旗揚げ戦への参戦。
しかもメインイベント。
新日本プロレスとGLEAT・リデットの急接近の意味するものとは?

 

 

 

 

SHOがまさかの他団体出撃!

このニュースに驚いた人も多いかと思いますが、SHO選手の他団体出撃の話題。

 

「GLEAT」は、リデットエンターテインメント鰍ェ運営している団体。
かつて「プロレスリングノア」を運営していたことで有名。

 

プロレスリングノア、と言えばDDTとともにサイバーファイトを立ち上げ、高木社長のもと、大々的に「打倒新日本プロレス」を掲げています。

 

そんな関係性を考えると、非常に興味深いです。

 

今回SHO選手が参戦するのは「GLEAT」旗揚げ戦。
発表された対戦カードは

 

■メインイベント・リデットUWFルール
SHO
vs
伊藤貴則

 

の一戦。しかもメインイベントに据えられました。
SHO選手が、「UWFルール」で「メインイベント」というのは、この時期に旗揚げ戦を敢行するリデットが業界に「本気」を示すマッチメイク。

 

久しぶりに「平成新日本プロレス」的な刺激的なトピック。

 

そして、視点を変えるとこのマッチメイクのポイントは「リデットUWF」の責任者が田村潔志であること。

 

 

かつて背中を向いた赤いパンツの頑固者が新日本と向き合う

90年代、

 

元UWFインターナショナル
元リングス

 

に所属していた「赤いパンツの頑固者」こと、田村潔志選手。

 

かつて1995年伝説の興行
「新日本プロレスvs UWFインターナショナル」
究極の団体対抗戦に背を向けた男。

 

今回のSHO選手参戦は、田村選手の許可がなければ実現に至ってないはず。
そう考えると味わい深いし、あれから26年経過してるにも関わらずオーバーラップするという。

 

このマッチメイクに少なからず関わっているでしょうから、今何を思っているのか、これまた興味深い。

 

 

新日本とリデットは「点」で終わるのか?「線」になるのか

現在の新日本プロレスが日本の他団体に登場するのは、極めて稀。
直近では

 

@昨年2月に引退した中西学さんが全日本プロレスに

 

これは、引退間近のスペシャルボーナスなので例外的な感覚。
他には

 

2015年11月に

 

A棚橋弘至・小松洋平(現YOH)がDDTに出撃
Bオカダ・カズチカ、天龍源一郎引退試合の相手を務める

 

がありました。
Aは、棚橋選手が参戦した、2015年DDT両国国技館大会「vsHARASHIMA」戦のあとに発言した、いわゆる「横一線発言」の伏線があり、因縁精算のために棚橋小松組が参戦。

 

Bは、天龍源一郎が引退試合に指名したオカダ選手が参戦。

 

振り返れば、この2試合もスペシャルボーナス的な感じで、例外的な感覚。

 

なので、ある種「純粋に他団体へ参戦」するのは、今の新日本からしたら異例中の異例。

 

プロレス界的な常識でいえば、他団体への参戦は何かしらの「見返り込み」だったりします。
その団体の有力選手に新日本へ参戦オファーとか。

 

他団体といえば、最近ではWWEとの急接近もあった新日本プロレス。
(噂のダニエル・ブライアン参戦はどうなる?)

 

 

今回のSHO選手GLEAT参戦は、「点」で終わるのか?
はたまた「線」になるのか?

 

 

【もしかしたら、こうなる?】
・旗揚げする自団体のメインイベントに他団体の選手に任せる。。

 

・余程のなにかを感じざるを得ない。。

 

・この試合、きっとYOH選手がセコンドにつくはず。。

 

・試合の決着いかんによっては、GLEAT勢との乱闘が。。。

 

・新日本プロレスは9月までビッグマッチ連発日程。。

 

・対戦カードの補強が必要。。

 

 

ということを踏まえ「線」になるとしたら、ズバリ、#ストロングハーツ、大日本プロレスを退団しリデット入りした河上隆一選手らの参戦があるのかもしれません。

 

 

7月1日旗揚げ戦「GLEAT Ver.1」:全対戦カード

第一試合

 

田村ハヤト
vs
エル・リンダマン

第二試合

 

 

井上京子
vs
宮城倫子

第三試合

 

 

CIMA&鬼塚一聖&入江茂弘
vs
カズ・ハヤシ&渡辺壮馬&佐藤恵一

第四試合

 

 

河上隆一
vs
T-Hawk

第五試合

 

松井大二郎&井上徹也
vs
田中稔&渡辺壮馬

 

*リデットUWFルール

第六試合

 

橋本千紘
vs
福田菜那

 

*リデットUWFルール

セミファイナル

 

船木誠勝
vs
飯塚優

 

*リデットUWFルール

メインイベント

 

SHO
vs
伊藤貴則

 

*リデットUWFルール

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