令和に蘇った平成ストロングスタイルなNEVER6人タッグ!
新日本プロレス「KIZUNA ROAD」7月1日・2日の後楽園ホール大会。
主役はNEVER無差別6人タッグを争う6人。
その戦い模様は令和に蘇った「平成ストロングスタイル」に!
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— njpwworld (@njpwworld) July 2, 2021
KIZUNA ROAD 2021(7/2)を公開??
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メインはNEVER無差別級6人タッグ選手権試合??
CHAOS??第3世代との凄まじい激闘??
最後まで立っているのはどちらのチームだ??
?? CHAOS?? × 新日本本隊??
?? #njpwworld で配信中??
??視聴無料?https://t.co/CcdQ1XrpWA#njpw #njkizuna pic.twitter.com/gdPHNCDZKy
熱すぎた6人タッグ選手権試合前哨戦3試合
前日7月1日、後楽園ホールで行われた
死闘の果てに石井が永田を撃破!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 1, 2021
シングル3番勝負はCHAOSの2勝1敗!
NEVER 6人タッグ戦まで待ったなし!
※7.1『KIZUNA ROAD 2021』後楽園ホール大会
新日本プロレスのスマホサイトで独占詳報中!https://t.co/7hXGFZTYVU#njpw #njkizuna pic.twitter.com/JSZ4j8qdHJ
YOSHI-HASHI
vs
天山広吉
後藤洋央紀
vs
小島聡
石井智宏
vs
永田裕志
NEVER無差別6人タッグ選手権試合前哨戦3試合。
この6人タッグ選手権試合の前哨戦でこの6人でシングルマッチとか豪華すぎなマッチメイク。
見ていてどの試合も「G1クライマックスか!?」な内容で、次の日にとてもタイトルマッチがあるとは思えない壮絶なまでの死闘に激闘。
個人的には、YOSHI-HASHIが天山選手からギブアップ勝ちを収めたことに「えっ?」驚き。
YOSHI-HASHI選手はすっかり一皮むけた感。
バックステージコメントで「何も覚えてねえよ」と答えた後藤選手にラリアットで勝利の小島選手。
そして、メインイベント。
いきなりの打撃戦で幕開けの石井vs永田戦。
両者の戦い模様は「令和」ではなく「平成ストロングスタイル」。
とりわけ、石井選手の胸板へのチョップ。
永田選手も逃げずに受け止めるわけですが、強烈の一言。
永田選手が石井選手の胸板へ向けてミドルキックでお返し。
解説の棚橋選手がいみじくも言った
「今のトレンドのプロレスの真逆」
の展開は、やはり平成ストロングスタイル。
しかし、永田選手の胸板が大変な事に。。
チョップで色が変色。絶対痛いやつ。。
石井選手の雪崩式ブレーンバスター!
永田選手の雪崩式エクスプロイダー!
叩きつけられてリング上でバウンド!
凄いの一言。
試合こそ石井選手が勝ちましたが、最後の垂直落下式ブレーンバスター。その後の押さえ込みは必ず「片エビ固め」。
が、あまりの疲労だったのでしょう、キチンと脚を持って抑え込めずのエビ固めフィニッシュ。
試合後に見栄を張った石井選手ですが、永田選手の攻撃のダメージがどれほどのものかを示す、そんなフィニッシュシーンでした。
両者が戦えば意地の張り合いでベストバウト級な戦い模様になる石井選手と永田選手のシングルマッチは石井選手に凱歌。
前哨戦は2勝1敗で、「本番」のタイトルマッチに向かうことになります。
「本番」のNEVER無差別6人タッグ選手権試合!
前日の凄まじい前哨戦を経ての「本番」NEVER無差別6人タッグ選手権試合
■NEVER無差別6人タッグ選手権試合
<王者>後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI
vs
<挑戦者>天山広吉&小島聡&永田裕志
*王者7度目の防衛戦
前哨戦の死闘からの翌日タイトルマッチというのも、真夏の阪神タイガース死のロードばりの過酷な展開。
入場の挑戦者。
いつになく気合いの入った表情の第3世代の3人。
前日シングルマッチの疲労は感じさせない振る舞いは、さすが。
かたや王者。
後藤選手・フルバージョン、ビッグマッチ仕様の入場テーマで入場。
まさに大合戦が始まる感じで盛り上がってきました!
しかし、前日にあれだけのシングルマッチを行った6人。
疲労感を微塵も感じない様子は「これぞプロレスラー」たる風格。
先発は前日メインで死闘を繰り広げた石井選手と永田選手。
と、いきなりのロックアップからスタート。
そしてエルボーの打撃の打ち合い。
前日のアレで今日がこれ。いやいや、もう凄いですわ、これ。
この「凄い」の感覚って、やはり平成ストロングスタイルですわ。
YOSHI-HASHI選手、小島選手をチンロックで固める。
カットに来るかもの第3世代を冷静にチェックする様子に、何か風格すら感じる。
いよいよ大ブレイクの予感?
前日、永田選手の胸板をぶっ壊した石井選手のチョップが今宵は小島選手に炸裂。
あっという間に真っ赤に。
石井選手とYOSHI-HASHI選手のチョップの威力たるや。
しかし、YOSHI-HASHI選手のチョップって、急に凄い領域に行きましたよね。
天龍源一郎さんあたりに教えを請うた?
(#勝手な推測)
試合終盤。
第3世代3人の攻撃を1人真っ向に受け止める石井選手。泣けますわ。
そんな簡単にピンフォールを許さない石井選手。意地。
最後は荒武者のGTR!で小島選手からピンフォール勝ち!
王者、7度目の防衛に成功で2日間の幕を閉じました。
プロレスラーの凄みを改めて実感した2日間
終わってみたら、改めてプロレスラーは凄いなと感じざるを得ないですよね。
前日にG1クライマックス優勝決定戦ばりの試合を6人ともこなした上での「本番」タイトルマッチ。
プロレス見続けて35年以上経過しましたが、プロレスラーの凄みを改めて実感した次第。
最後こそEVIL選手が乱入して雰囲気ぶち壊しましたが、心地いい余韻。
白熱のNEVER6人タッグは、後藤が小島にGTRで激勝!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 2, 2021
試合後、なんと石井から第三世代に握手を求める!
最後にEVIL&東郷が石井を急襲…!!
【7.2後楽園結果】
★試合の詳細は新日本プロレス・スマホサイトで速報中!https://t.co/oeSAU7963n#njkizuna #njpw pic.twitter.com/rHwlBk1Fjp
令和に蘇った「平成ストロングスタイル」が観れたことに感謝。
特に石井選手と永田選手の戦いぶりは、現代プロレスのトレンドの真逆を行っていたように思います。
長州力や橋本真也がバチバチやりあっていたあの頃を想起させました。
なので心地良き。
6選手の皆さん、ありがとう!
そして、EVILのバカヤロー(笑)。
KIZUNA ROAD・7月2日後楽園大会全試合結果
大会DATA
試合結果
第一試合
20分1本勝負
○飯伏幸太
高角度逆片エビ固め飯伏幸太のギブアップ勝ち |
第二試合
20分1本勝負
○鷹木信悟
パンピングボンバーからの体固めで鷹木信悟のピンフォール勝ち |
第三試合
30分1本勝負
鈴木みのる&○エル・デスペラード&金丸義信
ストレッチマフラーホールドでエル・デスペラードのギブアップ勝ち |
セミファイナル
30分1本勝負
内藤哲也&SANADA&○BUSHI
MXからの片エビ固めでBUSHIのピンフォール勝ち |
メインイベント NEVER無差別6人タッグ選手権試合
60分1本勝負
<王者>○後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI
GTRからの片エビ固めで後藤洋央紀のピンフォール勝ち、王者が7度目の防衛に成功 |
KIZUNA ROAD・7月1日後楽園大会全試合結果
大会DATA
試合結果
第一試合
30分1本勝負
○石森太二&エル・ファンタズモ&邪道
ブラディークロスからの片エビ固めで石森太二のピンフォール勝ち |
第二試合
30分1本勝負
○タイチ&ザック・セイバーJr&鈴木みのる
聖帝十字陵からでタイチのギブアップ勝ち |
第三試合 スペシャルシングルマッチ
30分1本勝負
○YOSHI-HASHI
バタフライロックでYOSHI-HASHIのぎギブアップ勝ち |
セミファイナル スペシャルシングルマッチ
30分1本勝負
○小島聡
ラリアットからの片エビ固めで小島聡のピンフォール勝ち |
メインイベント スペシャルシングルマッチ
30分1本勝負
○石井智宏
垂直落下式ブレーンバスターからのエビ固めで石井智宏のピンフォール勝ち |