鬼の棚橋・オカダ!IWGP世界ヘビー級防衛戦正式決定!西武ドームも2連戦!

2021年6月17日記

 

新日本プロレス,後楽園ホール,東京ドーム,西武ドーム

 

新日本プロレス「KIZUNA ROAD」開幕戦、6月16日後楽園ホール大会。

 

第一試合と第二試合で行われた注目のヤングライオン・辻陽太選手、上村優也選手の「試練のシングル5番勝負」三日目は、鬼の棚橋とオカダが降臨!

 

レッスルグランドスラム東京ドーム大会、西武ドーム2連戦正式決定!

 

 

棚橋弘至の「鬼」の第一試合

上村優也選手「試練のシングル5番勝負」3戦目は、プロレス界の顔とも言うべき、棚橋弘至戦。

 

 

この日の実況でも仰ってましたが、上村選手の雰囲気が棚橋選手に似てきた雰囲気。

 

棚橋2世・ポスト棚橋は、は遠征中の海野翔太選手?と思っていましたが、上村選手なのかもしれませんね。

 

 

さて、第一試合での棚橋弘至。非常に新鮮に見える光景で、まさにこの時期ならでは、か。

 

試合内容は「新日本プロレスの第一試合」なグラウンド主体にした攻防。

 

 

アキレス腱固め
ヘッドロック

 

地味な技の攻防。道場マッチ的な雰囲気。それでいて飽きさせない。

 

特に上村選手がヘッドロックで離さない。
しつこいそのヘッドロックは、昔の西村修選手を想起させます。

 

 

中盤。
棚橋選手が見せた足取り式変形インディアンデスロック。
棚橋選手の普段見せない引き出し。「こんなのもあるよ」と無言のメッセージか。

 

 

かんぬきスープレックスの態勢に入るも、許さない棚橋選手。。
が、上村選手の粘り勝ちで、3日目でかんぬきスープレックスでプロレス界の顔を投げ切る!

 

かんぬきスープレックスって、ジャーマンやドラゴン・スープレックスと比べて、力が無いと投げられない技。
上村選手の腕力・背筋に力を物語ってます、この技で。

 

 

そしてリング中央でボストンクラブに。

 

上村選手、棚橋選手にギブアップ迫る!
ロープに逃げる!
リング中央に引きずり戻す!

 

の攻防が、ヤングライオンっぽい試合で。

 

 

最後は棚橋選手のテキサスクローバーホールドでギブアップ。
前日の辻選手同様、何かを語りかけるエース。

 

そして、一礼してリングから下がる姿に「新日本プロレス」第一試合のなんたるかをビンビン感じました。

 

 

青い炎なレインメーカー

辻選手「試練のシングルマッチ5番勝負」第三戦は「レインメーカー」オカダ・カズチカ戦。

 

 

辻選手、いきなりのドロップキックで奇襲!

 

あのオカダ選手にドロップキック。意気込みをビンビン感じるところ。

 

が、顔色一つ変えないレインメーカー。
この日のオカダ・カズチカ選手、非情に徹していたというか、意図的にキラー的な雰囲気を纏っていた気が。

 

特にそれが現れていたのが、序盤のボディスラム連打と腰へのエルボー。場外ではボディスラム
徹底した腰攻め。

 

この日は腰しか攻めていない印象。

 

 

ハイライトになった後半。

 

辻選手が、スピアで突っ込んできたところをかわして、卍固めで捕獲。
オカダ選手の卍固めって見た事なく、ひょっとしたら初めてか?

 

卍固めと言えばアントニオ猪木
卍固めと言えば新日本プロレス象徴的な技

 

 

辻選手へのオカダ選手なりの叱咤・闘魂注入か?

 

そして最近の報道でもあるように病床で伏せっている猪木さんへの気持ちも込めた卍固めだったのでしょう。

 

オカダ選手と猪木さんと言えば、昨年「何か」を計画していたようなので、この卍固めに込めた真意とは?

 

 

さて試合の最後はレインメーカーの態勢に!?入ると見せかけて丸め込みでピンフォール。
これ、新兵器でしょうか?

 

終わってみれば、辻選手に何もさせなかったオカダ選手。それは「青い炎」の如く、冷徹にヤングライオンをしばいたレインメーカーがそこにいました。

全試合結果

大会DATA
大会名:「KIZUNA ROAD」
会場:東京都・後楽園ホール
開催日時:2021年6月16日(水)
観衆:319人

 

試合結果
第一試合

20分1本勝負

 

○棚橋弘至
(13分17秒、テキサス・クローバーホールド)
●上村優也

 

テキサス・クローバーホールドで棚橋弘至のギブアップ勝ち
第二試合

20分1本勝負

 

○オカダ・カズチカ
(14分14秒、体固め)
●辻陽太

 

トケ・エスパルダスで丸め込んでオカダ・カズチカのピンフォール勝ち
第三試合

30分1本勝負

 

天山広吉&○小島聡&永田裕志
(11分56秒、片エビ固め)
飯伏幸太&真壁刀義&●本間朋晃

 

ラリアットからの片エビ固めで小島聡のピンフォール勝ち
セミファイナル

30分1本勝負

 

タイチ&ザック・セイバーJr&○エル・デスペラード&金丸義信
(11分30秒、エル・エス・クレロ)
鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&●BUSHI

 

エル・エス・クレロでエル・デスペラードのピンフォール勝ち
メインイベント イリミネーションマッチ

時間無制限

 

EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷&○石森太二&エル・ファンタズモ
(31分28秒、片エビ固め)
後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&YOH&●SHO

 

ブラディークロスからの片エビ固めで石森太二のピンフォール勝ち、バレットクラブが一人残りで勝ち

 

 

 

 

 

「鷹木信悟vs飯伏幸太」7.25東京ドーム正式決定!

先日のDOMINION・大阪城ホールで第三代IWGP世界ヘビー級王座を奪取した鷹木選手。
試合後に飯伏選手を呼び込んで、初防衛戦の相手に指名。

 

その後、初防衛戦の日時が決まらず、2日前の後楽園ホールで「最高な舞台を用意しろ」とハツラツ要求。

 

どうなるかと思っていたら、延期になっていた「レッスルグランドスラム」7月25日東京ドーム大会での実現が正式決定。

 

 

王者・鷹木選手。

 

2018年10月に電撃的に新日本プロレスに登場してから2年半で余りで、IWGP世界ヘビー級王者、そして東京ドーム大会メインイベント、最後に入場してくる選手までに上り詰めた、この事実。

 

まさに龍の如く昇りつめた、この事実。

 

新日本プロレスのトップとして問われるこの一戦。龍はさらに昇っていくのか!?神が止めるのか!?

 

 

2014年以来の西武ドーム大会!

東京ドーム大会以外に発表になった、西武ドーム大会2連戦。

 

 

2014年8月10日に新日本プロレスとして初めて使用した同会場。
あの時のメインイベントは

 

■G1クライマックス24 優勝決定戦
中邑真輔
vs
オカダ・カズチカ

 

あれから7年。しかも2連戦。

 

時期的におそらく、2年連続の秋開催が予想される「G1クライマックス31」直前。

 

タイトルマッチはもちろんですが、大箱2連戦ですから、海外からの選手も招聘したいところでしょう。
あと3か月でコロナの感染状況がどうなっているのか?ワクチン接種はどこまで進んでいるのか?

 

これ次第でドリームマッチも組まれることでしょう。

 

昨年の夏の終わりが神宮球場、今年は西武ドーム。続報を待ちましょう!

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