YOSHI-HASHI「弱い・しょっぱい」からの脱皮へ!
NEVER無差別級6人タッグ王者・YOSHI-HASHI選手。このコロナ禍で新日本プロレスのレスラーで最も伸びた選手と言っても過言ではありません。
メットライフドームでのIWGPタッグ王座奪取→G1クライマックスでの成績次第で、いよいよシングル戦線へ向かうか?
を考察してみました。
目つきが全く別人のYOSHI-HASHI
来月開催の「レッスルグランドスラム IN メットライフドーム」大会でIWGPタッグ選手権試合に挑戦する、後藤洋央紀選手とYOSHI-HASHI選手。
石井選手と共に9度の防衛に成功したNEVER無差別級6人タッグ王座。
石井選手のピットブルぶりが同王座を引っ張ってますが、それ以上に後藤選手とYOSHI-HASHI選手の活躍やタッグチームとしての連携やチームとしてキチンと機能している点が大きく作用しています。
そして何より王座を奪取してからのYOSHI-HASHI選手の充実ぶりが目に引きます。
以前のYOSHI-HASHI選手は、その性格からどこかピリッとせず、見ている側はどこか歯痒さを感じた者です。
が、最近は頼もしささえ感じます。
ファイトスタイルと共に変化を感じたのは
物事なんてそう簡単には変わらないけど変わるのは一瞬だな
— YOSHI-HASHI (@YOSHIHASHICHAOS) August 10, 2021
そう改めて思った日から1年が経ちました
そして9度目の防衛に成功しました
皆さんどうもありがとう
It was a success for the ninth defense, ladies and gentlemen. pic.twitter.com/6PdOsW4Utn
「目線・視線」の目つき。
2〜3年前までは、どこかボンヤリな感覚でしたが、今や戦う男の目。
この目を、YOSHI-HASHIファンはみんな待っていたのです。
YOSHI-HASHI選手のシングルプレイヤーとしての可能性
YOSHI-HASHI選手のシングルプレイヤーとしてのクライマックスは、現状2016年9月の↓「vsケニー・オメガ」戦の試合かなと思います。
■「DESUTRUCTION IN HIROSHIMA」
東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦
<権利証保持者>○ ケニー・オメガ
(24分44秒、エビ固め)
●YOSHI-HASHI
片翼の天使からのエビ固めでケニーオメガのピンフォール勝ち
この前月に開催されていたG1クライマックス公式リーグ戦・後楽園大会にて、ケニー選手からカルマでピンフォール勝ちをゲット。
まさかの金星に大爆発の後楽園ホール。
結局、この年のG1クライマックスは、ケニー選手が外国人選手として初制覇。
この後ケニー選手は、東京ドームメインイベントでのIWGPヘビー級王座挑戦権利証を2度防衛に成功。
翌年2017年1月4日「イッテンヨン」にて、時の王者オカダ・カズチカ選手とタイトルマッチで対戦。
47分超えの伝説の一戦に昇華。
あの一戦で新日本プロレスのクオリティが1段階上がったと言っても過言ではなく。
そのケニー選手、G1クライマックスで黒星を喫した YOSHI-HASHI選手相手に初めての権利証防衛戦。
場所は広島サンプラザでのビッグマッチ。
YOSHI-HASHI選手は、シングルとしてビッグマッチ初のメインイベント。
緊張のあまり、入場の際の気合の入った表情は非常に印象的でした。
と、 YOSHI-HASHI選手。
試合前にぎっくり腰を発症したというような話があり、それもあって悲壮感すら漂ってました。
試合はケニー選手の勝ちだったわけで。
あれから5年。
そろそろシングルプレイヤーとしての結果を残すべきタイミングなのでは?と思ってしまいます。
NEVER無差別級6人タッグ王座を保持したまま、IWGPタッグ王座も奪取したら発言権も増す事でしょう。
NEVER無差別王座でNEVER初の2冠とか、是非狙って欲しい!
メットライフドームでのタイトルマッチ
そして「灼熱の秋」G1クライマックスでの YOSHI-HASHI選手の更なる昇華に期待!