石井智宏vs第三世代のつばぜり合い!辻&上村最終戦はどうなった?

2021年6月24日記

 

新日本プロレス,後楽園ホール,KIZUNA ROAD

 

新日本プロレス「KIZUNA ROAD」6月23日後楽園ホール大会。

 

第三試合で行われた「天山広吉&小島聡&永田裕志&真壁刀義&本間朋晃vsオカダ・カズチカ&後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&矢野通」は石井智宏と第三世代の激しいつばぜり合い!

 

メインイベント「IWGPジュニアタッグ選手権試合 YOH&SHOvs石森太二&エル・ファンタズモ」は挑戦者チームがベルト奪取!石森ジュニア二冠に王手!

 

辻&上村「試練のシングル5番勝負」最終戦四戦はどうなった!?

 

 

次期NEVER無差別級6人タッグは石井智宏と第三世代の意地の張り合い!

「KIZUNA ROAD 2021」第三試合

 

 

天山広吉&小島聡&永田裕志&真壁刀義&本間朋晃
vs
オカダ・カズチカ&後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&矢野通

 

の一戦。

 

前日後楽園ホール大会での「NEVER無差別級6人タッグ選手権試合」
ケイオスvsバレットクラブにより、NEVER6人タッグ史上に残る大激闘を。何度も見返したくなる試合の一つに。
凄かったの一言。

 

その試合後に登場した第三世代の三人。次期NEVER無差別級6人タッグに挑戦名乗り。
石井選手が、翌日後楽園ホール大会のカード変更要求。

 

それを受けてのこの日の10人タッグマッチ。

 

前日に壮絶な試合をやってのけた石井選手は入場時が第三世代3人を一人で睨み付ける。

 

 

【試合内容雑感】

最近ネット上で比較的仲がいい、真壁選手と矢野選手のマッチアップは、なんだか凄いなと(苦笑)。

 

天山選手の動きがいい。
真モンゴリアンでケイオスを蹂躙!
久しぶりのメインストリームに、燃えてますね!
怖い天山になってくれ!

 

 

石井選手と永田選手のマッチアップ。
一歩も譲らない攻防。
もう、バッチバチ。

 

日本での試合・マッチメイクに中々活路を見出せない中、やっとの「出番」にハツラツ永田裕志。

 

みのる選手と同い年のブルージャスティス。老け込むには、まだまだ早いぞ!

 

 

本間選手が石井選手を一方的に攻める!
今日も受けまくる石井智宏!

 

連日連夜受けまくる。。凄いの一言。。
石井選手と本間選手といえば、2015年2月仙台サンプラザほーるでのNEVER無差別級王座決定戦が印象的。

 

あの時は、王者真壁刀義がインフルエンザ発症で欠場→王座返上。
その決定戦で新日本プロレスが指名したのが

 

「石井智宏vs本間朋晃」。

 

あの時もとんでもないバチバチな戦い模様に。
最後は石井智宏逆転の垂直落下式ブレーンバスター!石井選手ピンフォール勝ち。

 

NEVER無差別級6人タッグ選手権試合前哨戦第一ラウンド?は、ケイオスの勝ち。

 

 

【試合後雑感】

試合後、いきり立った天山を挑発する石井。
それに乗る天山!

 

面白くなってました!

 

来いっ!怖い天山広吉!!

 

 

次のNEVER無差別級6人タッグ選手権試合。
石井智宏の凄みと意地と、第三世代の存在感と意地の闘いになりそうです。

 

 

新日本の現在と未来のエース対決

 

上村優也「試練のシングル5番勝負」ここまでの戦績
6月14日(月):鈴木みのる戦=13分55秒、ギブアップ負け
6月15日(火):ザック・セイバーJr戦=12分34秒、ギブアップ負け
6月16日(水):棚橋弘至戦=13分17秒、ギブアップ負け
6月22日(火):タイチ戦:10分12秒、ピンフォール負け

 

 

第二試合で行われた上村優也「試練のシングル5番勝負」最終戦は

 

 

飯伏幸太
vs
上村優也

 

の一戦。
次期IWGP世界ヘビー級王座ナンバーワンコンテンダー・飯伏選手と第二試合でシングルマッチを迎えた上村選手。

 

なんとも凄いマッチメイク。

 

新日本の今のエースは飯伏選手。
一方、未来のエースと嘱望されるのでは?の上村選手。

 

現在と未来の一騎打ち。

 

上村選手に期待したいのは、「キレた飯伏」を引き出せるか否か?
飯伏選手との試合は、きっとそこからが本番なんだと思います。

 

 

【試合内容雑感】

序盤はグラウンドの展開。

 

上村選手が制しようとすると、力ずくで切り返す飯伏選手。

 

さすが、新日本ナンバーワンの背筋力。
(勝手に思ってます)
(きっとデッドリフトはとんでもない重量を扱ってるかと)

 

 

上から目線で攻め立て締める飯伏選手。
彼なりの教育マッチか?

 

その上から目線を「何くそ!」言わんばかりのカウンターのドロップキック!高さ十分。
あの高さは、未来が楽しみな高さ。

 

 

が、飯伏選手のダブルドロップキック!痛みが伝わる技。
あっという間に形成逆転。

 

若手選手と相対することの少ない飯伏選手。
新日本プロレスの中で巨大になったその存在感が、ヤングライオンと戦うことにより、際立ちます。

 

 

 

エルボー合戦!引かない両者!

 

と、飯伏選手が謎のエゲツナイ絞め技。
身体が恐ろしい角度に反ってしまう上村選手!
飯伏らしいw(゚ロ゚;w

 

 

上村選手、ジャーマンでぶん投げてカウント2!
が、張り手連打から飯伏選手がラリアットで迎撃!

 

現在と未来がせめぎ合う!

 

 

終盤。

 

飯伏選手が逆片エビ固めで捕獲。
角度をドンドン急角度に!

 

上村選手、ギブアップ!完敗。

 

 

【試合後雑感】
飯伏選手、ほんの少しだけ「キレかかった」か?
しかし飯伏選手のお兄さん感が、エグい中にもホッコリした感じ。

 

片や上村選手。
このシングル5連戦を経て、心の内は?

 

 

オーカーンの横綱相撲と非情通告

 

辻陽太「試練のシングル5番勝負」ここまでの戦績
6月14日(月):棚橋弘至戦=13分36秒、ピンフォール負け
6月15日(火):タイチ戦=14分14秒、ピンフォール負け
6月16日(水):オカダ・カズチカ戦=8分53秒、ピンフォール負け
6月22日(火):ザック・セイバーJr戦=13分58秒、ギブアップ負け

 

第一試合で組まれた

 

 

グレート・-O-カーン
vs
辻陽太

 

の一戦。

 

ヤングライオン時代に切磋琢磨した両者。
キャリア的には一年しか変わらない、と。

 

先にオーカーンが出世。
キャラとしても試合内容としても、本当に出世。

 

そういう意味で、両者の間にどれだけの距離感があるのか?もしかしらた、そんなに無いのでは?

 

 

それまでの4戦とは違うのは、そんな点。
辻陽太の現在位置がきっと明確になるであろう一戦。
そんな視点で観戦しました。

 

 

【試合内容雑感】

肩固めを離さないオーカーン。
ボストンクラブを早々に出す辻。

 

お互い譲らず。

 

中盤のチョップ合戦でも然り。

 

 

ストゥーカースプラッシュを交わしたオーカーンは、繋ぎ技として非常に重要な、大空つばる式羊殺しを辻選手に繰り出す!
辻選手相手にこの技、一体何を思う?

 

終盤、オーカーン選手のブレーンバスターは石井選手のそれと同じで、一度ホップしてから相手を投げるそれ。
あれ、体幹強く無いと出来ないです。

 

最後はボストンクラブwithスクワット!
日本プロレス史上初のスクワット込みのボストンクラブ。

 

これは衝撃的で人でなしな技。
いやいや、これは凄いな。。

 

 

辻選手、ほとんど何も出来ず。
まさに手も足も出ない、と。

 

辻選手の現在位置が、オーカーンの非常なまでの技で浮き出てしまった?

 

結論から言うと、オーカーンの横綱相撲。ほとんど何もさせず終わった感覚。
何もさせなかった理由は、オーカーン選手が本人のキャラクターを振り切った「岡倫之」として発したバックステージコメントに集約されていました。

 

 

【オーカーン選手のバックステージコメント】

 

あ〜あ、あ〜あ、オイ、辻。なんで、最後タップアウトなんてしたんだ?甘えてんなよ。

 

辻、上村、教えてやる。てめえら、絶対成功しない。

 

海外に行きたい?行ったらいいじゃねえか、オイ!

 

順番待ちしてんのか?

 

行きたきゃ行けばいいじゃねえか。勝手に行って、逆輸入されたレスラーだっているんだぞ。

 

それと、海外に何を夢見てんだ?海外が素晴らしいって?考え足りねえフェミニストか、貴様ら!
甘えてるんじゃ、てめえらの根性はよ。

 

ここは世界一の団体で、世界一のレスラーと戦ってんだぞ?何を海外に求めてんだよ。

 

てめえらの頭の中には試合も移動も給料も全部全部用意してもらって、甘えてんだよ!それがムカつくんだよ。
それが出てんだろ、試合に。

 

この3年間、行けねえのはてめえらが甘えてっからだ。だから、改めてもう一回言ってやるよ。

 

てめえらは絶対成功なんかしねえよ!海外に逃げるだけだ。

 

今日のこの屈辱を少し覚えてるだけで、ちょっとだけマシになるんじゃねえか?
てめえらに悔しいって、本当の気持ちがあんならな

 

激烈な辻選手へのメッセージ。

 

二人の戦いは未来へ続く。

 

 

KIZUNA ROAD・後楽園大会全試合結果

大会DATA
大会名:「KIZUNA ROAD」
会場:東京都・後楽園ホール
開催日時:2021年6月23日(水)
観衆:403人

 

試合結果
第一試合

20分1本勝負

 

○グレート-O-カーン
(11分30秒、逆エビ固め)
●辻陽太

 

逆エビ固めでグレート-O-カーンのギブアップ勝ち
第二試合

20分1本勝負

 

○飯伏幸太
(13分13秒、高角度逆片エビ固め)
●上村優也

 

高角度逆片エビ固めで飯伏幸太のギブアップ勝ち
第三試合

30分1本勝負

 

後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&オカダ・カズチカ&矢野通
(13分19秒、片エビ固め)
天山広吉&小島聡&永田裕志&真壁刀義&●本間朋晃

 

垂直落下式ブレーンバスターからの片エビ固めで石井智宏のピンフォール勝ち
セミファイナル

30分1本勝負

 

タイチ&ザック・セイバーJr&○エル・デスペラード&金丸義信
(12分26秒、片エビ固め)
鷹木信悟&内藤哲也6SANADA&●BUSHI

 

ピンチェ・ロコからの片エビ固めでエル・デスペラードのピンフォール勝ち
メインイベント IWGPジュニアタッグ選手権試合

60分1本勝負

 

<挑戦者>石森太二&○エル・ファンタズモ
(26分43秒、体固め)
<王者>●YOH&SHO

 

サドンデスからの体固めでエル・ファンタズモのピンフォール勝ち。挑戦者が第66代王者に

 

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