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SANADAが海野翔太からピンフォール負けした理由

2023年1月25日記

 

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2023年1月24日(火)「Raod To THE NEW BEGINNING 開幕戦」後楽園ホール大会メインイベントで、SANADA選手が海野翔太選手からまさかのピンフォール負け。
この「SANADAピンフォール負け」の理由とは?

 

 

SANADA「まさか」のピンフォール負け

 

先日・1月21日(土)新日本プロレス「レッスルキングダム IN 横浜アリーナ」。
翌日・1月22日(日)プロレスリングノア「グレート・ムタ ファイナル IN 横浜アリーナ」。

 

これらの2大ビッグイベントを経たプロレス界。

 

新日本プロレスは、1月24日より、新シリーズ「Road To THE NEW BEGINNING」に突入。

 

2月初頭の北海きたえーる2連戦・中旬手前の大阪府立体育会館大会へ向けた各前哨戦もこの日・後楽園ホール大会からスタート。
見どころ満載過ぎる各前哨戦の数々ですが、この日のビッグサプライズはメインイベントでした。

 

 

 

■2023年1月24日(火):メインイベント 6人タッグマッチ 30分1本勝負

 

オカダ・カズチカ&矢野通&○海野翔太
(14分40秒、エビ固め)
内藤哲也&鷹木信吾&●SANADA

 

*デスライダーからのエビ固めで海野翔太選手のピンフォール勝ち

 

 

2月4日・北海きたえーるでシングルマッチが決定している、内藤選手と海野選手。
昨年12月から海野選手が内藤選手を挑発したところから始まった両者の因縁。

 

二人の丁々発止のやりとりに目が行きがちでしたが、この日のクライマックスは、海野選手がSANADA選手からデスライダーから「まさか」のピンフォール勝ち。

 

この「まさか」は、海野選手の現状の勢いを示す結果に。

 

果たして、「内藤哲也vs海野翔太」の一戦はどうなるのか?非常に期待感を上げる結果に。

 

 

SANADAのスランプストーリーはあの男とリンクする?

一方で、デスライダーからのエビ固めで完全ピンフォール負けを喫したSANADA選手。

 

いわゆる、現状の新日本プロレスの「格」から言えば、ビッグサプライズ。
このピンフォール負けは、今後のSANADA選手の立ち位置に影響を及ぼしそう。

 

試合後のSANADA選手のコメント↓

 

 

■SANADA選手のコメント
「自分で考えてる頭と身体がうまくマッチしないというか。このままではダメだな。自分が築き上げてきたものを、一回ぶち壊さないとダメだなと。」

 

 

最近のSANADA選手は目立った活躍が無い印象。

 

昨年は、時のIWGP USヘビー級王者だった棚橋選手からベルト奪取して、新日本プロレス移籍後初のシングル王者に。
が、試合中のアクシデントでの眼底骨折で、戦線離脱→ベルト返上の憂き目に。

 

さらに言えば、先日の「レッスルキングダム17 IN 横浜アリーナ」での、プロレスリングノアとの対抗戦で、全日本プロレス時代のパートナー・征矢学選手からもピンフォール負け。

 

 

大局的にみると、現状のSANADA選手は「スランプ状態」か。

 

 

スランプ状態なSANADA選手を見ていると、ある男とリンクします。
それは間もなく引退する、SANADA選手の師匠格である武藤敬司選手。

 

そのレスリングテクニックや華がある武藤選手も、ある時期に真っ黒な「スランプ状態」がありました。

 

 

それは1995年2月〜4月の頃。

 

1995年2月、札幌中島体育センター大会での「vsスコット・ノートン戦」にて負けたところから始まった、武藤選手の「スランプストーリー」。

 

あるお寺さんで修行したりと、その華のあるキャラクターからかけ離れた、トップ戦線に戻るための必死な、「人間・武藤敬司」が剥き出しに。

 

そのストーリーの最後は、無精ひげを生やしながら、1995年5月「レスリングどんたく IN 福岡ドーム」メインイベントにて、時のIWGPヘビー級王者・橋本真也さんからベルト奪取に成功して完結。

 

その1995年の武藤敬司は

 

8月=G1クライマックス IWGPヘビー級王者として優勝
10月=あの「ジュッテンキュー」10月9日 UWFインターナショナルとの団体対抗戦にて、高田延彦戦に勝利

 

と、プロレスラーとして、ターニングポイントとなりました。

 

 

SANADA選手のプロレスラーのルーツを辿れば、必ず武藤敬司に辿り着くわけで。
1995年の武藤敬司と2013年のSANADA選手のスランプっぷりがオーバーラップします。

 

時期も同じぐらいの28年後の今、冬の頃。
SANADA選手は如何にして現状から這い上がるのか?

 

そこでタイミング的に気になるのが、3月のアレなです。

 

 

 

SANADA選手は「NEW JAPAN CUP」優勝?

と、ここでポイントになりそうなのが、3月にやってくる春の祭典「NEW JAPAN CUP2023」。
このNEW JAPAN CUPでSANADA選手の復権があるのか?ないのか?

 

 

仮に「優勝」ということを考えると、現在の「スランプストーリー」と符号する?わけで。

 

 

SANADA選手の「スランプストーリー」。

 

3月開催の「NEW JAPAN CUP 2023」優勝で結実するか?
その「NEW JAPAN CUP 2023」優勝戦の舞台・会場は、SANADA選手とは縁が深いアオーレ長岡。

 

SANADA選手とNEW JAPAN CUPは、2019年での優勝決定戦でオカダ選手に敗れています。

 

「NEW JAPAN CUP」を優勝すれば、翌4月の両国国技館大会にてIWGP世界ヘビー級に挑戦も既定路線でしょう。

 

ここまでの道筋がもう描かれている?もう始まっている?

 

そういう意味でも、これからのSANADA選手の動向に要チェックですね!

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